パリ・ビギナーズ・ノート (22) ラスパイユの朝市

スポンサーリンク

パリも3日目になりました。
相変わらず「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」での快眠で、朝から元気です(笑)。
この日もホテルの高価な朝食はパス、昨日の夜「カフェ歩き」をしたモンパルナスのラスパイユ通りまでメトロ通勤(笑)です。
行き方は昨日と同じなので、乗り換えも全然迷わない・・・もう僕ってパリジャン?(爆笑)って気分です。
(馬鹿ですね、僕)

毎週火曜と金曜に開かれる「ラスパイユの朝市」、日曜日にはパリ最大のビオ(「バイオ」の意味)市場となります。
本当は、特に女性なら、日曜日が良かったのでしょうが、僕はパリの日常のマルシェを見てみたかったので、金曜日のこの朝にしてみました。
思ったより規模は小さかったのですが、典型的な石作りのアパルトマンの間に開かれるパリのマルシェは、見慣れた東南アジアのカオスを極めるマーケットとは、一味も二味も違う雰囲気で、とても面白かったです。

テントの間の通路は適度に混んでいます。
聞こえてくるのはフランス語ばかり、観光客もほとんどいなそうな雰囲気です。
活気はあるのですが、その「活気」が日本や東南アジアのような喧騒を伴う活気ではないのです。
何かうまく言えないのですが、いかにも「パリ~~~~!」なのです(笑)。
笑顔と親しみのこもった売り手の顔、買い手との軽口のやり取り、ふんだんに出てくる味見や試食、フランス語で何か言ってくるのですが、僕には??、適当に受け流しても、しつこくされません。
とても良い雰囲気です。

で、僕はこのパン屋に釘付け。
どれも本当に美味しそう・・・大きいのは買えませんから、今日の朝飯にとこれを・・・。
一つ2ユーロで、フィナンシェが「おまけ」です(笑)。
これは美味しかった・・・生地のサクサク感も、ちょっと酸味の残る自然な甘さのママレードも、最高でした。
2ユーロはちょっと高いかもしれませんが、その大きさで納得の一品でした。
ペストリーをほおばりながら、チーズ専門店を覗たり・・・
こういう値札から、フランスでの数字の書き方を勉強します。
「1」とか「7」は注意して書かないといけませんね。
以外に多くあったのがポワソニエ、魚屋です。

どの店も清潔で、魚の嫌な臭いは皆無です。

行列が出来ているのも、八百屋より断然魚屋でした。
このノルマンディー直産品を売る店も人気でした。
僕はここの手作りコンフィチュールを購入、わずか5ユーロ強ながらものすごく味の濃い美味しいコンフィチュールでした。
その味と(安さ)は「もっと買ってくれば良かったのに」と奥さんに文句言われたほどでした(笑)。
写真には撮りませんでしたが、この他にエルブ・ド・プロヴァンスやゲランドの塩などもここで買いました。

もちろんカードは駄目、現金オンリーです。
店によっては英語も多少はOK、どの店も本当にフレンドリーでした。
一通り見終わると場所を移動、さっきのペストリー一つではちょっと足らない(笑)・・・ということで、軽い朝食を取りに「ラデュレ」ボナパルト店に・・・。

タイトルとURLをコピーしました