ブログに書くほどでもない「夜のお遊び」@チャンプアック通り(怪しいことではないですよ・・・笑)から深夜遅くにご帰還、しっかりターンダウンされた部屋で倒れこむように爆睡した、shackinbabyです。
従って翌朝は、実に気持ち良く、カーテンの隙間からわずかに漏れてくる陽の光で、目を覚ますことが出来ました。
簡単にシャワーを浴びてから、ホテル内を散歩してお腹をすかせます。
(シャワーはまだ良いのですが、バスタブのほうの給湯は、時に水圧が低かったり、湯の温度が異常に低くなる時もありました・・・これはこのホテルの数少ない注意点です)
空気はまだ朝方なせいでしょうか、タイにしては乾燥していて、すでに日差しは相当強烈ですが、以外なほど気持ち良く歩けました。
朝食はラウンジでも取れますし、「ザ・レストラン」という例のコロニアル建築のレストランでもOKです。
品揃えは両者ほぼ同じ、これはまだ試していない「ザ・レストラン」の方で食べるべきでしょう。
入り口には、このホテルのあちこちに大小置いてあるシンボル的な金属の鉢が・・・。
(小さいサイズのものはホテルのギフト・ショップでも売っています)
朝食用には、ランチやディナーとは違うゾーンを使っています。
冷房の効いたインドア席の他に、アウトドアにもテーブルが沢山出ています。
僕はもちろん雰囲気重視派(笑)、多少は蒸しても、木陰の席なら、あまり暑さは感じません。
朝食は「コンチネンタルのバフェ+メインの卵料理などは注文制」というシステムです。
スタッフはとてもアテンティブで、「もっと席を日陰にずらしましょうか?」とか、とても良く気を使ってくれます。
これも、お客がそう多くなないからでしょうか?
オレンジ・ジュースも悪くないし、タイらしくスイカのジュース(テンモーバン)もあります。
でもお気に入りは、ジンジャーエールにレモンなどの柑橘類を浮かべた「チェディ・スペシャル」というやつですね。
この白い蠅帳(はえちょう、はいちょう)もおしゃれです。
ところで皆さん、蠅帳ってご存知ですか?
食事を一時的に蠅などの虫から保存するために細かい網をかぶせるなどの工夫がされた器具のこと。
最近では滅多に見ませんが、棚状になっているものも、こういう折りたたみ形式のもの(写真のものは折りたためません)も、以前は家庭の食卓にはよくありました。
地方によっては、「はいらず(蠅入らず)」と呼ぶ地域もあるそうです。
俳句をやられる方には、蠅帳・蠅入らずは夏の季語でもあるので、実物はともかく言葉だけは有名でしょう。
テーブル上のセッティングも上手できれいです。
僕のメインはエッグ・フロレンティーン・・・フィレンツェ風のエッグ・ベネディクトです。
つまりマフィンの上にハムとかベーコンではなくて、ほうれん草を乗せたもの。
出てきた時にはモルネーソースがかかっているのかと思いましたが、普通のオランデーズソースでした。
マフィンの出来が良く、用意があれば、お金を出してトリュフをたっプリ乗せてもらう所でしたが・・・(笑)。
(実際にメニューにあったらそうはしない・・・あぁ、僕はケチで文句ばかりのひねくれものです、笑)
ペストリー類も、さすが高級ホテルという出来。
「川を前に大きな木の下」って雰囲気がたまりません。
食事の後はプールに移動、パラソルの下で今日の行動を考えます。
このホテルも今日も午後にはチェックアウト、今度は雰囲気の全然違うホテルに移るのです。
プールに人影が見えるや、すぐにスタッフが水とお絞り、団扇などを持ってきてくれます。
猛暑の昼間より、こういう朝方とか夕方の方がリラックス出来ます。
そして部屋に帰り、今度はバスタブに湯を張って、新聞を読んだりテレビを見たり、休暇中ならではのダラダラ・タイムを・・・(笑)。
バスタブから部屋の中はほとんど見通せるし、窓の外の緑まで見えるのですから、日本人には「バスタブでリラックス」は「プールでリラックス」以上のリラックスでしたよ(笑)。