人形町グルメ (1) 「今半」のすき焼き

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先日友人が上京、彼のホテル探しから、食事のお付き合いまで、人形町周辺でしてきましたので、その報告を簡単に・・・。
もちろん人形町周辺はグルメの宝庫、マニアックな店も多そうですが、友人のためにあえて「超有名店」ばかりを選んでみました。
彼のお供をしたのは
(1)今半
(2)シュークリー
(3)玉ひで
(4)柳屋
(5)重盛
で、彼は一人で「洋食キラク」(懐かしい!)にも行ったそうです。
ベタなセレクションでしょう(笑)?
でも、久しぶりに東京に来る彼の人形町のイメージ(ガイドブックとかもしっかり見てきているようです)に合わせてみたんです。
で、「今半」、ここは昭和27年に建てられた「本店」です。

写真では左側が肉屋、鉄板焼きの「喜扇亭」とその上の2階のすき焼きやしゃぶしゃぶを座敷で出す「今半」の入り口は向かって右側です。
僕らは「お昼のすき焼き」というメニュー(4725円)を、昭和の匂いを大きく残す2階でいただきました。

こんな欄間なんて、懐かしいですね。
ここのすき焼きは担当の女性が付きっ切りで最初から最後までサービスしてくれるフル・サービス型。

皆さん実に丁寧で親切です。
言葉遣いも「若い人にしては・・・」で、きっと女将さんたちの教育が行き届いているのでしょう。

焼き方は典型的な関東風、割り下を使って焼いていきます。
焼き具合は、正に秒単位。
ここは女性達の指示に従って(酒飲みも自分の酒のペースに合わせるのではなく、最高の肉を最高の焼き具合で食べた方が良いです)食べましょう。
しみじみ日本人に生まれて良かった・・・を実感できます(笑)。
肉は3枚(もちろん追加も出来ます)、2枚め・3枚めもそれぞれに野菜などを入れて本当にきれいに、そして美味しく焼いてくれます。
もちろんすき焼き肉としてもっと上等な肉も食べたことがあるので、最後に残った卵で、卵かけご飯にして食べたこの一杯を、あまり高級ではない僕の舌は一番美味しいって感じちゃいました、なんて言ったら、店の人、随分怒るでしょうねぇ(笑)。

多分僕は死ぬ前に「最高のすき焼きを食いたい」派じゃなくて、「上手に炊いた白飯の卵かけご飯を」というタイプです(笑)。
いずれにしても、僕らが出る頃には席待ちの行列、めちゃくちゃ高くもなくそれ相当のすき焼きが丁寧な接遇でいただける「今半人形町本店」は、その人気のほどがうなずける優良店でした。

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