アランウォンズ

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ハワイで「シェフ・マブロ」とどっちにしよう・・・と悩んだ挙句、「シェフ・マブロ」にして、行くのをやめてしまった「アラン・ウォンズ」の日本支店に行ってきました。
行ったのは展示会でばったり出会った旧友とで、場所は舞浜の「イクスピアリ」の中にあります。
安っぽい(失礼!)感じの店の多い中、ここだけは雰囲気が凛としていましたよ。
中央に、もちろん造花ですが、巨大なフラの吹流し。
高い天井と大きな窓。

窓の外には多くの緑や池、モノレールが通るのも木々を通して垣間見えます。

エントランスには、きちんと訓練を受けたであろうしっかりしたマネージャーがいます。
中のスタッフもおおむね気が効いて、アテンティブです。
僕らが選んだのは夕食用の4コースのテイスティング・メニューというやつ。
いわゆるプリフィックスで、前菜、魚か貝類、肉、そしてデザートをそれぞれ用意された4~5種類の中から1つづつ選びます。
僕の前菜はハワイらしく、アヒのポキ。

ハワイでも食べましたが、ここのも結構美味しかったです。
アヒも、というよりここは日本なので正確にはメバチマグロというべきでしょうか、上質なところを使っているし、下に敷かれた揚げたワンタンの皮との食感の対比も面白いし、なによりアボカドのサルサとの相性が抜群でした。
第2の皿は、「ロブスターのバターポーチ、豆腐ケーキ添え」にしてみました。

これもいかにもパシフィックリムらしい「EAST MEETS WEST」スタイルで、ピーナッツソースとパクチーが良いアクセントになっています。
味が濃いという感じと、スパイシーというののちょうど中間の、良い具合の味付けです。
メインは、これです。

「和豚もち豚のスモーク」という料理で、ソースが「五香粉アップルサイダー風味のパイナップルソース」という凝ったもの。
ディスプレイもアランらしいですが、この「もち豚」(多分黒豚でしょう、この味は)という豚の美味しいこと、適度な柔らかさ、適度な肉感、適度な繊維感・・・最近日本の豚肉は本当に美味しくなりました。
ソースもさすがハワイのレストラン、複雑なだけではなく、1+1が2以上になっています。
最後のデザートは、リリコイ(パッションフルーツ)チーズケーキ。

ココナッツとパッションフルーツのマーブル・アイスクリーム添えというのもハワイらしいデザートになっていました。
廻りのお店は相当に騒がしくなりつつあるのに、このレストランは空いたままです。
もっと遅い時間にはきっと込むのでしょう。
大食らいの僕には、もう少し一皿一皿のオーションが大きければなぁ・・・なんてのだけが不満といえば不満でした(笑)。
あの辺りで「ちゃんとした」食事をしたいときにはお勧めのレストランと思いました。

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